さて、今回は精索静脈瘤手術の体験について書きます。
手術
まずは事前準備ですが、鼠径部にメスを入れるために、陰毛を剃るように言われていました。
前日に注意事項を読んでいて思い出したのですが、剃るのに丁度よいものがなく、仕方がないのでハサミで切りました。
すぐに終わるかと思っていたのですが、思いのほか量が多く、また間違えて毛以外の部分を切ってしまうと大変なので、結構時間がかかりました。
妻は普段から陰毛が床に落ちていることを嫌っているので、短くなった陰毛を見て喜んでいました。笑
なお私のカットでは不十分だったらしく、手術の直前に医師にもカットされました。笑
当日の手術前はしばらく病院で安静にした後、いよいよ手術の時間となりました。
鼠径部付近に麻酔を打ったらあっという間にメスを入れる瞬間が来て、怖すぎて心臓がバクバクしました。
「今から皮膚を切り裂くんだよね??本当に痛くないのかな??痛すぎてのたうち回ってしまうかも。大声で叫んでしまうかも」と、不安で頭がおかしくなりそうでしたが、ちゃんと麻酔が効いており、特に痛くはなかったです。
仰向けに寝た状態で、手術している部分は見えていなかったのですが(仮に見ることができても怖くて目をつぶっていたと思いますが)、引っ張られるような感覚があったりして、おそらくそのタイミングで静脈を引っ張りだしていたみたいです。
事前説明の通り、そのタイミングは痛いことが何度かあり、その度にその旨を伝えて麻酔を足してもらいました。
そのお陰で、痛いのが大の苦手な私でも、そんなに苦しまずに済みました。
手術は医師が顕微鏡を覗きながら作業していたのですが、時々和ませるためなのか、雑談を振ってくれました。とはいえ、変なミスをされては困るので、こちらからは積極的には反応せずに、短めに答えていました。とにかくミスせずに終わらせてくれ、、、と祈っていました。
時間としては片側約30分、ちょうど1時間くらいで両側終わりました。
無事に終わったときは本当にホッとしました。
手術後
患部は防水テープを貼った上にガーゼをぐるぐる巻きにされました。確か当日はシャワー無しでしたが、翌日からはシャワーOKだったと思います。
麻酔が切れた後のことが怖かったですが、痛み止めの座薬が処方され、それを適切に使っていたためか痛むことは1回もなかったです。
手術は水曜日だったので当日は有休を取得したのですが、次の日から普通に仕事に復帰できました。
私の会社は完全に自由に出社or在宅を選ぶことができ、私は出社の方が好きで普段は毎日出社しているのですが、さすがに手術後の木曜、金曜だけは在宅勤務にしました。
痛みもなかったので問題なく仕事はできました。
術後の性交渉ですが、1週間後か2週間後以降なら良いと言われた記憶がありますが、すみませんが忘れてしまいました。。。 手術の数週間後に傷口の確認で医師に診てもらいました。経過が順調であることの確認と、エコーによる検査で精索静脈瘤がなくなっていることを確認しました。
精子の運動率
精子の運動率ですが、手術の3ヶ月後、4ヶ月後に測ったところ、どちらも55%でした。
正直もっと上がることを期待していましたが(ポジティブ?)、それでも手術前の30%程度と比べるとはるかに改善しました。
手術をして100%全員に効果があるわけではないことを事前に医師から聞いていたので不安でしたが、効果があったことが数字で示されてほっとしました。
金額
金額ですが、保険も使えたためトータルで8万円程度でした。
その時の医師が言うには、同じ手術内容でも何倍もかかる病院もあるとのことなので、その辺は調べてから手術するのをお勧めします。
まとめ
以上が私の精索静脈瘤手術の体験談です。
- 仕事は1日しか休まなくてよい(土日に手術であれば休む必要なし)
- 10万円かからない
- 痛いのが大苦手な人でもそこまで苦しまずに済む
ということで、精索静脈瘤と診断されて悩んでいる方の参考になればと思います。
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